ネットワークとUTM、Mac&Appleで行ってみよ

@UMA:あっとゆーま

家庭でも本格的に安全なネットワークを簡単に(3)

2019/08/30
 
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VPN網とintranetを作ってました。無精者なので「簡単、安く確実に」が目指すところ。

本格的な「UTM」が家庭でも「食えます」

インストールの前に、接続の形の概要とインストールマシンの種類を選ばなければなりません。

インストールマシンの種類

スペックは特にこだわる必要はないです。中古で普通に出回っているものであれば、大体動作します。HDD-4GB RAM-1GBでも動きますし、余裕があればRAMを増やすくらいでしょうか。

いろんな型がありますが、
    
ボードの追加ができるのは、裏側にこんな感じの拡張スロットがあるものです。

ノート型や超コンパクトタイプ

  

は、通常拡張スロットはありません。この場合は、USB-Etherアダプターで増やします。
EndianFirewallの2.xxでは、いつでもUSBに挿して再起動するだけで認識します。

これが便利で、拡張スロットが埋まっていてもネットワークの差し口を増やせます。それぞれの差し口に設定を行って、分離して動きを分けたり、制限をかけたり、相互のやり取りを設定したりできます。

接続の形

家庭用は、NTTなどの光端末に無線ルーター、あるいはNTT等のルーターにオプションの無線LANといった構成だと思います。

有線の場合

まずは、普通にNTTに頼むとこんな感じの構成になります。


この場合は、設定したEFWをパソコンとの間に入れるのがお手軽です。

ルーターの設定をいじる必要はないので、実験時に確認用のパソコンだけをこの形にして、その他はそのままルーターにつないだままにすれば、黙々と設定が行えます。戻すもの楽ですね。

マンションタイプなどは、端末とルーターが分離されています。


これも、上のタイプと同一です。ただ単に二つに分かれているだけなので。

こんな感じで、扱いは同じです。

あるいは、ユーザー名やパスワードを把握していて接続設定が可能であれば、

EFWの接続機能を使って、こんな形での接続も可能です。ルーターがレンタルならば返却できますから、月々の費用削減にもなります。上の端末内蔵ルータータイプでも、手間と工事費を含めてメリットがあるのなら、この形にしてしまうのも有りです。

無線の場合

無線の場合は、ルーターの置き方、設定で色々あります。

このようにルーター機能を使って設定している場合は、

無線ルーターは「ブリッジモード」にして、ルーター機能(インターネット接続機能)は使わずに、単なる無線のアクセスポイントとして、EFWのローカルエリアネットワーク側に接続します。

無線オプションの場合

NTTの端末内蔵の一体型ルーターの場合、オプションで無線をつけられます。

しかし、安全の確保のためには、インターネットに出る前に必ずEFWを通るようにしないといけません。無線側の安全確保にはルーターと無線LANを分離する必要があります。

オプションを解約、別にアクセスポイントか無線ルーターを導入して、上の無線の場合の構成にすることになります。

 

また、有線と無線が混在している場合には、無線の出所次第ではありますが、

結局は、こんな構成にまで持っていくことになります。
ここでは有線と無線を同一にしていますが、EFWの差し口に余裕があれば、無線と有線を分離するのが安全のためにはオススメです。

インストールしてみます。

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