家庭でも本格的に安全なネットワークを簡単に(4)
本格的な「UTM」が家庭でも「食えます」
Endianのインストール
インストール方法は、バージョン間の差はほとんどありません。見た目は多少変わりますが、内容は一緒。
色々なサイトでインストールの紹介はありますから、あまり必要も感じないのですが。
ダウンロード
Endianのサイト
https://www.endian.com/
Community > Download
https://www.endian.com/community/download/
左側のEndianFirewallCommunity、下のFREE Download
https://www.endian.com/community/download-list/
からダウンロードしたファイル(ISOイメージ)でインストール用のCD/DVDを作成します。
この作ったCD/DVDからインストールするマシンを起動します。
CD起動
インストールには、キーボードとディスプレイは必要です。マウスは要りません。キードードのTabキーとEnterキーで選択と実行、最後、IPアドレスを設定するのにテンキーを使います。
インストールのためだけなので、ディスプレイはTVでもOKですね。
2.5.2で進めてみます。
最初の画面、
Enterキーでも押してみましょうか。
最初に言語の選択画面が出てきます。インストール時の言語に残念ながら日本語はありません。ドイツ語と英語とイタリア語、なんせイタリア製ですから。
大体は英語を選択でしょう?イタリア語が得意な方はそれで。
と言っても、実際選ぶのは「インストールするよ」ってとこぐらいです。
次は、
「Cancel選べば再起動するよ」と。実際の書き込みが始まるまでは、途中でやめられます。
次は、
「ここにインストールするよ、元のファイルは消えちゃうよ」とありますが、「YES」じゃないと始まりませんので、「YES」を選択。
場合によっては、
「RAID使う?」と聞いてくる場合もあります。意図したものであれば、選択して構いませんが、誤認識もあります。意図してなければ「NO」で。(キャプチャー環境では出てこなかったので、2.4.1の画面撮影です)
次は、
通常はネットワーク経由で操作しますが、モデムケーブル(シリアルケーブル)からコマンドを送り込めます。UTMのお決まりごとでしょうか。まあ、使いませんので「NO」で。
インストールが始まります。もう引き返せません。
ディスクのパーティション、ファイルシステムの構築、インストールと進みます。インストール作業のメイン部分なので、ちょっと時間がかかります。
すると、
EFWのローカルエリアネットワーク側のアドレスを決めて、入力します。
通常は、10.0.0.1~10.255.255.254 / 172.16.0.1~172.31.255.254 / 192.168.0.1~192.168.255.254 の中から選びます。
すると、
「インストール後の処理中〜〜!」だそうです。
この後、順調にいけばCDが吐き出されますが、
こんな風に「CDがEjectできないよ」とか言ってくる時があります。OKだけですので「はいよ!」とOKしておきます。再起動時に、手動で取り出しておきましょう。
終わりました。無事成功!
「OK」すると、再起動が始まり、EFWが動き出します。
しかし、まだです。初期設定をしないと、機能しません。続きます。